海の記憶に残る恋
「ねーシンジ、具合、大丈夫?」




シンジは再びふとんに潜り込んだ。




「頭痛い。もう酒飲むのやめる」




シンジは小さい声でつぶやいた。




「看病に来てくれたの?」




シンジがあやに聞いた。




「うん。店長が様子みてきてくれって」
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