海の記憶に残る恋
その後、簡易休憩所の閉まる時間になった。




その日、まゆはすでに帰っていた。




シンジとあやは、お先失礼しまーす、と言って簡易休憩所を後にした。




二人は沼地に向かって歩き出した。




シンジはあまり気乗りしなかった。




しかし、あやはどことなく楽しそうだ。




しばらく二人は歩いた。
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