海の記憶に残る恋
確かにワイパーのキレが悪かった。




ワイパーを動かしてもフロントガラスがにじんでいる。




霧がかかっているようだ。




「あ、これ、もうワイパー換えた方がいいんじゃないですか」




シンジが提案した。




そして、シンジは近くにあるガソリンスタンドを教えた。




「多分、ガソリンスタンドで換えてくれると思います」




お客さんは、ありがとう、と言ってその場から去っていった。
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