西野くんの偽カノジョ
あれから2週間の日が過ぎた。
あの日は結局西野くんと一緒に帰らなかった。
教室で気持ち良さそうに眠る西野くんを見て
起こさないようにそーっとかばんを持つと
小さな声で
「今まで本当にごめんね。
ありがとう。」
と呟いてあたしは教室から出た。
それ以来電話が来ても
メールが来ても
全部連絡を絶った。
あたしが避けてると知った西野くんはクラスに何度も来てたみたい。
だけどあたしは休み時間が来るたびに図書室に行っていたから西野くんと会うことはなかった。