藍色のキミへ


すごく幸せな気分になった。
暖かくて、幸せで、今までの景色が輝いて見えた。


「この世界には、いっぱいアレルギーで悩んでる人がいると思うんです」

「その人たちの少しでも、光になったら嬉しいです」



本気でそう思った。
ヒーローみたいなこと言って、ちょっと照れ臭かったけどそれが本音だった。


中山さんの光に。
アレルギーで悩んでる人の光になるような記事。

そんな記事が書ける男に、なりたいと思った。



「人の光になるって、難しいですね…」

「大丈夫ですよ、だって宇宙さんはもう…、私の光ですから」



胸に響いた。
本当に嬉かった。

そして、中山さんが大好きだと再確認した。
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