いつか会えるね
はぁ…はぁ…。

ぜぃぜぃ…。

自分の息の音。

心臓が、ドッドッドッ…と、すごい早さで音をたてる。

背中が汗で、びっしょり濡れていた。

あと一点で負けてしまう。

「ちょっと…。ちょっと待った…。」

目の前で、廣田くんは、涼しい顔をしている。

「ギブ?」

「ギブじゃないもん!
ちょっと休憩!」

卓球って、こんなに辛かったっけ?

歳なのか…。

「いくよっ。」

気を取り直して、ラケットを握る。

「おりゃぁ。」

「えぃっ!」

「やったぁ!」

「はいはい。」


「いくよっ。」


再び、ラケットを握った。




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