愛してる。


3人「おかえりー」

魅「ただいま」

空はあたしとドラマやんの
知ってんのかな?

魅「ねぇ、空」

テレビを見ながら

空「なんだ?」

魅「次のドラマ
あたしと出るの知ってた?」

空「ん?あぁ、
今日それの打ち合わせに言ってた」

しってんなら、おしえてよ!

魅「なんで言ってくんなかったの?」

てか、だからあたしを誘ったの?

空「知ってると思ったし」

魅「さっきの、
さっきまで知らなかったし
今日誘ったのって
試しにあたしと歩いてみて
どんなものか試すためだったの?」

なんでこんなこと気にしてるんだろ


空「あ?それは関係ねぇよ
ただ暇だったから」

玲「えー?
空と魅玖二人ででかけたの?」

玲奈が目を輝かせている

空「あぁ」

空の顔を見た玲奈は
なぜかニヤニヤしてる

あたしの方からは
背中しか見えない

まぁいいか

魅「じゃ。部屋戻るわ」

玲「えー下で
みんなでご飯食べようよ」

魅「ご飯になったら呼んで
ファーストシングルと
セカンドシングルを
同時に出すことになって
セカンドシングルの曲の作詞を
任せられたからしたいの」

陸「へぇー、大変だね
ドラマもあるのに
作曲持って
そんな中でも
モデルの仕事はするんだろ?」

魅「もちろん」

空「魅玖知ってっか?
次のドラマ俺とお前のキスシーンとか
いろいろあるぞ?」

は?まって!
きいてないし!

まぁ、仕事は仕事だし

んー、でもファーストキスなのになぁー

空「まさかファーストキスだったり
するわけぇ?」

魅「そうだけど?
仕事のキスはノーカウントでしょ?
じゃ、あがるね
玲奈あとでよんで!」

玲「わかった」

エレベーターに乗ると
なぜか空が乗ってきて

なぜかいきなりキスされた

魅「は?」

空「これは、プライベートだから
カウントするだろ?」

魅「なんでファーストキスうばうわけ?
あたし、好きでもない人と
キスしたくないんだけど」

なんか、ドキドキした
なんでだろ

空「俺はお前がすきだ
だから次のドラマまでに
魅玖が俺に夢中になるようにしてやるよ


魅「できるもんなら
やってみなさいよ
絶対好きになんかなんないから」

エレベーターがつき
部屋の前で
またキスされた
今度は触れるだけじゃなくて
空の舌が入ってきた

キスされて
嫌じゃない自分がいる

だからって別に好きじゃないけどね

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