愛してる。

とか、いろいろ話してたら
玲奈が戻ってきて
玲奈はご飯作ってて
俺たちはテレビ見てた

すると、玄関の扉が開いて
魅玖が帰ってきた

魅「ねぇ、空」

すると、なんか怒ってるぽくて
でも、やっぱかわいいな

空「なんだ?」

魅「次のドラマ
あたしと出るの知ってた?」

あぁ、そのことか

空「ん?あぁ、
今日それの打ち合わせに行ってた」

魅「なんで言ってくんなかったの?」

なんでおこってんだよ?

空「知ってると思ったし」

魅「さっきの、
さっきまで知らなかったし
今日誘ったのって
試しにあたしと歩いてみて
どんなものか試すためだったの?」

全然ちげーし
魅玖といかっただけとは言えず

空「あ?それは関係ねぇよ
ただ暇だったから」

玲「えー?
空と魅玖二人ででかけたの?」

玲奈が驚いてこっちに来る

空「あぁ」

玲奈は俺の顔を見て
ニヤニヤしてる

俺って今赤いよな…

魅玖の方からは
背中しか見えないからよかった

魅「じゃ。部屋戻るわ」

ここにいればいいのに

玲「えー下で
みんなでご飯食べようよ」

魅「ご飯になったら呼んで
ファーストシングルと
セカンドシングルを
同時に出すことになって
セカンドシングルの曲の作詞を
任せられたからしたいの」

へぇー、魅玖って大変だな
モデルのみならず
歌手も女優もやるなんて
まぁ、歌手と女優は初だから
下手だったりして…

陸「へぇー、大変だね
ドラマもあるのに
作曲持って
そんな中でも
モデルの仕事はするんだろ?」

魅「もちろん」

てか、コイツ知ってんの?

空「魅玖知ってっか?
次のドラマ俺とお前のキスシーンとか
いろいろあるぞ?」

ファーストキスならいいのにな…


空「まさかファーストキスだったり
するわけぇ?」

冗談半分で聞いたつもりが

魅「そうだけど?
仕事のキスはノーカウントでしょ?
じゃ、あがるね
玲奈あとでよんで!」

ファーストキスらしい!
でも仕事はふくまないってか?
じゃあ、プライベートなら
ファーストキスなんだろ?

玲「わかった」

リビングを去る
魅玖を追って
エレベーターに乗り込み

魅玖にキスした

魅「は?」

驚いてる魅玖

空「これは、プライベートだから
カウントするだろ?」

俺は魅玖のファーストキスを奪った
奪いたかった
誰かと魅玖がキスする前に
魅玖を奪われる前に
俺のものしたかった

魅「なんでファーストキスうばうわけ?
あたし、好きでもない人と
キスしたくないんだけど」

したあとには
少し後悔した自分がいる
無理やり奪ってもいみねえよな?
でも思いは伝える

空「俺はお前がすきだ
だから次のドラマまでに
魅玖が俺に夢中になるようにしてやるよ


絶対に好きにさせて
本当に俺のもんにする

魅「できるもんなら
やってみなさいよ
絶対好きになんかなんないから」

エレベーターがつき
部屋の前で
またキスした
今度は触れるだけじゃなくて
ディープキス

普通だったらこんなことしない
ほんきだから
俺の気持ち
魅玖に知って欲しいんだ

この思いが魅玖に伝わって
俺のことを好きになりますように

end


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