きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
だから、もう……。あたしが相談できるのは……。


「あたしには、もう、先生しかいないの!!」


あたしは、賄賂のつもりで持ってきた“なっとう×ちょこパン”をズズズイッと先生に差し出した。


でも、先生からの反応は全然なくて……。


あたしは、机にこすりつけるようにしていた頭をあげ、そろそろと先生を見上げた。


すると、そこには……。


「……おまえの頭ん中。1回かちわって見てみたいな」


呆れたような先生の顔があった。

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