きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「い……い……。
言ってない。
言ってない!!」


あたし、そんなこと言った覚えない――っ!!!!!!


顔を横にぶんぶん振って、手をバタバタ横に振ったら……。


「バーカ。
この口が言ったんだよ」


蒼空くんに、唇をぷにっとつままれた。


「ほぇ!?」


「だから、オレ、言っただろ?
昼間の電話のときに。
『オレだって、男だし?』……って。
それから……。
莉子が妄想したこと、十分してあげられるって」

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