きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
どういう……こと?


そのまま蒼空くんを見つめ続けるあたしに、蒼空くんは……。


「妄想でも現実でも、大胆なことをしたり言ったりする莉子と。
素直に会いたいとすら言えなくて、おままごとみたいなキスでまっ赤になる莉子は。
どっちが本当の莉子なわけ?」


そう言いながら、あたしの頬に、そっと温かい手で触れた。


「『後で後悔しても知らねぇぞ?』……って、言っただろ?
莉子、おまえ……。
いくら中3っていっても……。
男の部屋に来るって意味、本当にわかってる?」
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