きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
スカートをギュッと握りしめて、うつむくあたしの顔を蒼空くんがのぞき込んだ。
「んじゃ、なに?」
「……なにって……」
「莉子は、どーしたいの?」
「……っ」
バカッ。そんなこと……。
そんなこと……。
そんな心配そうな顔で、聞かないでよ。
「んじゃ、なに?」
「……なにって……」
「莉子は、どーしたいの?」
「……っ」
バカッ。そんなこと……。
そんなこと……。
そんな心配そうな顔で、聞かないでよ。