きゅんきゅん男子～年下彼氏を溺愛中～【完】

咲希ちゃんは、あたしの腕をギュッとつねった。


「い……痛っ」


「痛いじゃないっての、オバサン。
蒼空は咲希のものだって、言ってるでしょ!!
もう蒼空とは会わないでよね!!」


「…………」


……えぇ、えぇ。
……その前に、あたしがいくら会いたくても、蒼空くんが会ってくれないと思いますけどね。


蒼空くんに冷たくされた事実を思い出し、首を前にバタッと倒す。


すると……。