彼がホストをやめるまで【実話】
ルカの仕事が終わる前に
ご飯とお風呂を済ませ、
部屋でのんびり。
DVDを見たり、ケータイを
いじってるうちに
あっという間に時間が過ぎて
ルカからメールがきた。
-----メール内容------
仕事終わったよ
いつものコンビニまで
よろしく
---------------------
ら「はいはい」
ルカは
まだ車の免許を
持ってなくて、遊ぶときは
高3のうちに免許を取った
あたしがアシだった。
ルカと遊ぶんだし、
すっぴんにスウェットで
いいよね。
あたしは、車に乗り
ルカが待つコンビニに向かった。
いつものコンビニは
ルカが働くスナックがある
夜の街の目の前に
ぽつんとあって、駐車場もない。
毎回ハザードをかけて
道に停まるけど、
ルカがなかなか来ないから
他の車に迷惑をかけるし、
今日はルカ早く来ないかなー。
なんて思いながら
コンビニにつくと、
ルカはすでにコンビニの前で
待っていた。
でも、なにかがおかしい…。