甘いのは苦手です。
多分、下にいる葵依に大声で上に来るように叫んだ。
呼んですぐに葵依は柚木の部屋に入ってきた。

「柚木が葵依は私の事が好きって言ってるけど本当かしら?」

「はぁ?」

あからさまに嫌な顔をする葵依に失礼しちゃう。
姉よりは可愛いんだから。

「二人で話したいから深柑は少し出てくれ」

おいおい、感謝しろよ。
私がいなかったら最悪なパターンで終わってたかもしれないんだから。

「はいはい、私は葉瑠夏の迎えに行ってきますよ」






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