遠恋~君と恋をした日々~

桜庭に、気持ち伝えちゃった


でも、あの状況で気持ち抑えるなんて無理な話


だって、7年間も思い続けた桜庭が目の前に居るんだもん


「・・・き!咲希!!」
「うわぁ!あれ?家?」
「今帰ってきたでしょ!?記憶なかったわけ!?桜庭君と田村君が送ってくれたでしょ?」


・・・記憶がない


「咲希、南波にはどういうの?」
「・・・だよね、悠一を傷つけちゃう。どうしよう!」


もうあたしの頭はパンク寸前だった


悠一を悲しませたくない。今まで愛してくれた悠一を・・・


でも、桜庭が好きだって確信した


気持ちも伝えてしまった


もう、言葉に出ないくらい罪悪感でいっぱいだった


「いったん家に入ろう」
「うん」


莉那に手を引かれてあたしは家の中に入った


















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