『短編』枯れ葉のように…〜あなたにいて欲しい〜
翌日…。


「どう?すばっちから、連絡あった?」

新山に尋ねられて、めぐみは俯いたまま、首を横に振った。


二人は今、裏通りにあるオープンカフェにいた。


「めぐ……、私かトシで様子、探ろうか?」

この新山の言葉にも、めぐみは黙って首を振った。

「もう……、そんなに沈んだ、めぐを見るの辛いよ…。」

新山は、目の前のカフェオレを口に運んだ。
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