Nocturne
皇にそう言い、次は私に目を向ける。
店員さんはキラキラしたような笑みを浮かべ、
「じゃあ、こちらにどうぞ」
「あっ、はい」
手招きされ、私は店員さんの後ろを着いていく。
一体どんなドレスなのだろうか。
期待する反面、また、あんな変な気持ちになるんじゃないかと思うと嫌になる。
どうしてあんな思いになるのかがわからない。
大好きな皇の世界。
皇がずっと生きてきた世界なのに。
私は、その世界が合わないような気がして。
危うくその世界を否定してしまいそうになってしまって。