Nocturne



……だけど。

私には、その選択は絶対にしてはいけないって。


…ねぇ?

そうだよね…?


私は、
私には。

家族を犠牲にしてまで、私の希望を貫き通そうと言う勇気は無い…。


――――皇のことがいくら好きでも。


ずっと一緒に居たいと思っても、

きっと…
いや、絶対に一緒になれることは、

いられる事は、

きっともう…ないのだろうね。



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