僕の心

不安

ねぇ お願いだから
優しくしないで
僕が僕じゃなくなる

半端な優しさはいらない
だって離れていくだろ?

優しくされると
甘えてしまう
そしたら
もう1人では立てなくなる…
かもしれない

もし君が
僕から離れてしまったら
僕はどうなるんだろうね

甘えることを
人に頼ることを
知ってしまった僕は

離れていくことが不安で
君の言葉も
受け流してた
「いつか」来るかもしれない
別れの時のために

ねぇ いつも不安なんだ
君が離れていくことに
来るとも限らない
そんな現実に…

僕は自身を守るために
疑いながら一緒にいた
いつ「そんな」現実がきても
受け止められるように

無用な心配だと
分かっていても…

暗闇の中にいる何かが
僕の気持ちをかき乱す
不安でいっぱいにさせる

強気で隠して
表情に出さないことで
誤魔化し続けたんだ

そんなことをしたから
君の言葉に
「うん」と肯定するのが
怖くなってしまった

怖くて言葉に怯えてた
僕を包みこむ言葉に
涙が出そうになった
刺す言葉じゃ無いのに…
強くなりたいのに
弱さしか見えなかった

深く入り込まれるのが
嫌だった
だって逃げられなくなる
そう 逃げてたんだ

でも 今は怖くないよ
逃げないよ
だって君は離れないから
僕の側にいてくれる
不安は君が取ってくれたよ

ありがとう
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