【完】不良彼氏の甘いkiss
ヤンキーの甘い笑み

好きになっちゃった?



____季節は秋。

アノ日からは一ヶ月ぐらい経った。
学校では有名な廉君と大河君のヤンキー仲間だし、廉君も最近ちょっと優しいっていわれてる。ちょっとっていう所が面白いよね・・・ッ。

「絢ぁーッ!!」

「どうしたの?唯」

唯は私に急いで近寄り肩を揺らす

「ちょっ・・・なになに?!」

「あぁ・・・ゴメン。」

私の肩から手を退けて、ニコッと笑う

「でさぁ、私・・・好きになったかも。」

ぇ?スキって・・・誰を?
なになに?!どういう事ぉーーッ!

「スキって誰を・・・!?」

唯は拓馬を好きになって失恋して元気にみせてるけどやっぱり苦しかったと思う。拓馬から変わったのなら、応援したいし・・・。


「ん~、秘密。」

「ぇ~。焦らさないでよ。」

唯はニコニコ微笑んで本当に恋する乙女だねぇー。
可愛い、唯。

「なになにぃー?!唯の好きな人?」

そこに拓馬が興味深々に聞いてくる。唯は「拓馬には関係なぁーい」って拓馬にも焦らす。



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