【完】不良彼氏の甘いkiss


「また謹慎ですね。それに退院はクリスマスですよ。もう尼崎君喧嘩はやめなさい」

「ぅい。」

病院の先生に叱られてる。けど全然廉君聞いてないし、せっかく今日退院なのにすぐ病院に逆戻り・・・


「はぁー。」

小さくため息をつくと低い声で言われた


「絢、もう見舞い来なくていい。」

「ぇ?」

見舞い・・・来なくていい。ってどういう事?


「もうお前の顔・・・みたくねぇ。」

「ぇ?・・・」

「お前為に色々な事我慢してたけど、もう無理だ。タバコも喧嘩も・・・・」

「れっ廉・・・君?」

あたしの為に我慢してるってずっと言ってくれてた。

「それって・・・」

「もう会わない。」




< 143 / 165 >

この作品をシェア

pagetop