straight ring love


俺は一旦、総長室の寝室に籠ることにした



―――――――――――――コンコンッ――――






「・・・なんだ?」





せっかく俺が熟睡してたってのに・・・。






「俺です」






「入れ」






「アッシュグレーの女性のことなんですが」






おれの眼はその一言で

瞬時に覚醒した。






「もう報告するのか?」






「はい。いい報告ではないですが」





「・・・・・?」




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