ブラックペッパーが足りない
深夜2時
「 いらっしゃい 」
俺が声をかけたその先には二人の女性 「 しんちゃんまだいいー?二日連続で酔ってまーす今日もリンコちゃんと二人ネー」 そー言って常連のカナとリンコちゃんはカウンターに座った

「お前今日も大丈夫?フラフラだぞ リンコちゃんカナに無理して付き合ってんじゃないの」

俺はそー言いながら二人におしぼりを渡した するとリンコちゃんが手を拭きながら
「そんなことないですよ(笑)昨日きた時に食べたアレ?・・・えー? それと 大将に逢いにきました」

(笑)リンコちゃんの言葉に少しテンションが上がった俺は昨日のアレ?を思い出しながら料理を作り始めた
二人は近くのスナックで働いていて、カナは毎日ように仕事帰り俺の店に顔を出す そのカナが昨日初めてリンコちゃんを店に連れてきた カナは背が高くモデル系、それに比べリンコちゃんは背は150ソコソコで少しポッチャリで顔はあくびちゃんそっくりだ そんな二人と俺は同じ23歳で居酒屋をやっている
昨日のアレ?を作り二人の前に出した頃、時計は午前2時をまわっていた
< 1 / 6 >

この作品をシェア

pagetop