ルーズ・ショット ―ラスト6ヶ月の群像―
「やったー!」
 洋二はついにテーブルの上に膝を乗せた。
「ちょっと!洋二!」
 洋二が勢いよくテーブルに片膝を乗せた衝撃で、
サトシの移動のむなしく、こぼれたジョッキを羽月が慌てて起こし、
おしぼりでビールをせき止めた。
洋二の幼い子供のような笑顔がミツの目に映る。
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