§魂呼びの桜§ 【平安編】






立ち枯れた千年桜の上を、幻の花びらが舞っている。




そよ風に吹かれながら上に下に……。




枯れ木の側には、新しく芽吹いた桜があり。




風に吹かれて揺れている。




その若芽に幻の花びらがひとひら落ちて。






それからかすかに、けれど楽しげな歌声が聞こえてきた。







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