あなた色に染まりたい
「ねぇ、週末にみんなで、ひと足早いクリスマスパーティーしない?」


「あ、いいね。やりたい!」



美香の提案に、即食い付いたのはあたし。



「クリスマスパーティーという名はついてるけど、要は飲みてぇだけなんじゃねぇの、紗羽は」


「まぁまぁ、そうかたいこと言わないの。晴希だってお酒大好きでしょ?」


「まぁ……そうだけどさ」



とにかく飲むのが大好きな五人だから、ことあるごとに飲み会だもんね。


こういう友達がいるってホントに嬉しい。



「じゃあ、決定ね。今回も悟んちでいいの?」


「たまには気分変えて晴希んちでする?」



いつも悟んちばかりだからと思ってこぼした一言に、美香がこんな提案をした。



「は?無理だって……俺んちすっげぇきたねぇし」


「じゃあこれを機に綺麗にしたら?」


「はぁ?じゃあ、紗羽が掃除しに来いよ」


「え、いいよ。今日にする?明日にする?」


「は?本気?」



まさかほんとに掃除をするなんて思っていなかったらしく、晴希は見るからに怪訝な表情を浮かべた。


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