生徒会長様と下僕(?)の優雅な1日
珱兄は、あたしの第2のお父さん的存在


いつも口うるさい


『1年棟に珱兄が来る訳ないよ~
大丈夫大丈夫』


さっさと返信する


心配性すぎるよ、ホントに全く


『「甘~い!
甘いよ、芽瑠るん!」』


ここで幻聴が聞こえ始めた


あたしもついに末期か………


ホントに勘弁して……


「これから体育館に移動します」


その声に、顔を上げた


制服姿だったから、先輩とか、かな?


「とりあえず、名簿順に並んでください」
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