Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
早川は立った侭、冷静にその視線を見返して
「承知の上で、です。
 しかしながら、この問題に正面から取り組まない事には
 顧客離れは加速する一方だと思います。それとも――…」
プロジェクターから投影されているデータを一瞥し、
ゆっくりと高橋の方へ向き直った。
「何か良い代替案をお持ちなのでしょうか?」

苦々しく顔をしかめた高橋は、肩を竦め、
「それが分かっているのなら、誰も苦労はしないだろう?」
左右に首を振った。
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