Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
「要は、我々営業側が中心に形作って来た伝統や基準が
 男目線で、偏っているのが問題だと仰りたい訳だ」
平然と言い放った高橋に、真実も隠さず眉根を寄せた。
「そ、そういう事が言いたいワケではありませんっ」
我慢しきれなくなったのか、真実の隣で発言を控えていた
田中が直ぐに声を上げたが、
「では、キミに聞こう。我が社で最も購買品数が多く、
 最も購買単価が高いのは、どんな客層かね?」
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