【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

『久しぶりに会わないか?』



【モトカレ】からのメール。

まさか寄りを戻したいから…とか?

そんなわけないと、思ってみるけれど、やっぱり期待してしまう。



「秀……」



一度秀を思い出してしまうと、やっぱり【彼を好きなんだ】という気持ちは、強く確かなものになっていく。


はどめがきかなくなるというか。

止めていたものが、一気に決壊して流れていく感じだ。

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