【完】短編集~幼馴染み~
「いっちゃん頑張って。ここから応援してるね♪」
「サンキュ♪」
いっちゃんは先輩たちのいるところへ走っていった。
本当にサッカ―好きだなぁ。

お、結構うまいじゃん?
先輩と互角だし♪
「頑張れ~」
いっちゃんの応援をしていると、声が聞こえた。

「君、サッカ―好きなの?」
「へ?」

そこには、数人の男たち。
先輩…かな?

「はい」
「サッカ―部希望?」
「え、まぁ、はい」
「君みたいな可愛いマネージャーだったら、嬉しいのにな♪」
「どうも…」
てか、今の言葉、変じゃなかった??

「仕事教えてあげるから、おいで」
……、この人たち、ホントにサッカ―部なの?
「え、いや、あの―……」

どうしよ…。
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