【完】短編集~幼馴染み~
「さっ、夕陽のこと忘れるためにも、新しく恋しなきゃっ!」
「よしっ、合コンしよ、合コン!」
「え~~、ヤダよ~」
そう笑い合ってると、ドンッと男の子と肩がぶつかった。
彼の持っていたプリントがそこに散らばった。
「ゎ、ごめんなさいっ」
「いや、俺こそごめん」
「はい、プリントです」
靴をみると、3年。先輩だった。
「ありがと」
「いえっ!じゃぁ、失礼しますね」
純と教室に戻ろうとすると…
腕を、掴まれた。


「名前、なんていうの…!?」



新しい恋が動くのは…


もう少し、先のこと…。



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