【完】短編集~幼馴染み~
その後あたしたちは、肩を並べて歩いた。

「いっちゃんは、なんであたしが怖かったって分ったの?」
「お前、昔から癖あんだもん。なんか嫌なことが合った時とか、不安なときとか、そんな時、お前いつも耳に髪かけるんだ。だから分った」
「そか…」

そんな癖あること、あたし知らなかったな…。
なんだろう、心が温かいや。

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