【完】短編集~幼馴染み~

きみとずっと

──次の日


俺はある物をポケットに忍ばせ、家を出た。

「ほのか、おはよ」
受付にいるほのかに挨拶をする。

「おはよう、太一」
回りにいた男もほのかに挨拶をする。

今日はやけにみんな早いな。
…ま、多くてもいい。
俺は決意を固める。

「ほのか」

ほのかの綺麗な瞳をみつめ…

「…俺と、結婚してください」


ほのかに、プロポーズをした。

「へ?け…こん?」


ほのかの瞳が大きくなる。

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