【完】短編集~幼馴染み~

初めての涙

ある日、俺は街へ買い物に来ていた。
その帰り、誰かに肩をたたかれる。
「哲、買い物帰り?」
「千秋か。まぁな。そっちは?」
「麻奈と遊んでた」
「ふ~ん」

自然と並んで歩いてる俺ら。

「あれ、南雲さん?」

目の前にいたのは、

「か、神埼<カンザキ>さん!?」

俺のバイト先の後輩、神埼さんだ。

俺の、片想い相手。

神崎さんは、可愛い系だ。
私服も、可愛い。
「偶然ですね!」
「あ、うん。神崎さんは、買い物?」
「その帰りです!南雲さんは?」
「俺もだよ」

あぁ、嬉しい。嬉しすぎる!!
神崎さんとバイト以外で会えるなんて!!


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