【完】短編集~幼馴染み~
「ありがとう…、ありがとう…」

ギュッ、と先輩はあたしを抱き締めた。

「先輩、名前で…呼んでください…」

「――……夏希、好きだ」
「はい。あたしも…好きです」


自然と、でた言葉だった。


新しい恋が、今……


動き出す――……。



END

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