クールで無愛想な彼氏

初デート

「あぁ~なに着ていこう!!」


20:00-21:03...約1時間私はこの場を動いていない。



だって....


「服が決まらないんだも~ん!!!」


私がここまで悩むわけ。



その答えはただ1つ。



明日はなんとッ!裕太との初デート/////


1週間前からず~っと楽しみにしてきたの。


にしても服装が決まらなく、私はどん底に落ちていた。



そのとき-


~♪


聞き覚えのある音楽が鳴った。



っあぁ~!!!!

裕太だぁ-!!!

私は手に持った服を投げ飛ばし

携帯片手にベッドにだいぶした。



『もしもし』
『もしもし未央?』
『そうだよ☆どうしたの~?』
『明日なんだけどさ...』
『うん...』


大好きな人の声////
話すだけで未だにドキドキしちゃうのに
『未央』って。

あの低いかすれた声で名前を呼ばれると
もっとドキってしちゃうんだ。

でもなんか嫌な予感-
明日なんだけどさ-
に続く言葉といえば

無理になったゴメン。とか!???

えぇぇ嫌ぁ!
そんなのいやああ『大丈夫?聞いてる!?』

『へっ!?』
私はそんな想像で裕太の話が耳に入っていなかった。
携帯の奥では『ハァ』とため息が聞こえた。

『明日なんだけど...朝10時に迎えに行くから』
『えっ!?』

うそぉ!!!!?????

どっどうしましょ!!!

私、嬉しすぎます////
裕太が迎えにきてくれるなんて><
『み-お!?聞いてんの?』
『あっゴメンネ!?うん分かったよ』
『ん-じゃあな。』
『あっうん!お休み』
『おやすみ』

ぷーぷーぷー



そして私はようやく服を決め、
眠りに着いた。
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