クールで無愛想な彼氏

後輩

新クラスにも慣れてきた6月下旬-

テストも一段落し、また私たちは一緒に過ごす時間が増えた。



「裕太っテストどうだった!?」

売店で買ったパンを持ち、私たちはいつものように屋上へきた。




相変わらず綺麗で落ち着く屋上-



「ん-まぁまぁかな」

裕太はそういい顔を歪ませるとその場に座った。


「またまた~!」

裕太は頭良いくせに...まぁまぁとかいうから


そこは腹立つ~!!!

私は笑いながら、裕太の隣に座った。


「うまい...」

隣で焼きそばパンをほおばる裕太。


っ無邪気で可愛いな~///

私は食べることを忘れ裕太を見ていると。


「ん?要ねぇの?」


裕太はそういい私の顔を覗き込むと

納得したように『ヒョイ』と私からメロンパンをうばい


『パク』1口かじった。


「うめーじゃん。」

「あぁっ!私のメロンパン-!!!」

すると裕太は「はいはい」となだめる様に言った。


くぅ~!!!悔しい!!


「ごほっごほ」

...なんかのどか沸いたなぁ


「裕太っなんか飲む?買ってくるけど私」

「まじ?じゃあお茶でいいや」

「はぁ~い!」


そして私はメロンパンを裕太に預け、売店に直行した。



「っ込んでるなぁ」


さすが人数が多いだけあって、一向にレジには近づかない。
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