squall
っつーか。
絶対、


―このドキドキ、聴こえてるでしょ!


っていうくらい。
なぜかやたら静かで。


「……あの…」
「暗幕!」
「…えっ?」
「暗幕。そこの棚に、まだあるから」


私はその沈黙に耐えられず、佐野が何か言いかけたような気もしたけど。


「あ…、うん…」
「ほんと、ごめんね」


聞き返すこともなく、その場から逃げ出してしまった。


―やだ、もう!ウソでしょ、ウソでしょー!


ひとり。
かなりてんぱりながら…。

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