砂場のロケット 〜キミと見る群青〜
テーブルの下
半身を突っ込んだまま大の字
声をかけても
長いマツゲの伸びた瞼を、閉じたままだ
アズ達は表へ
客人達の見送りに出てるし
… まだ送迎バスへの移動が
始まったばかりだから
もう少し、いいのかな ――――
何となく真木の横で
おしぼりで手を拭いていたら
ゴツリとテーブルに、何かぶつかった音
「 ―――… 弦 かえないとなあ」
「 お 起きたのか 」
ゆるく拡げた肩
酒に染まった、まだ真っ赤な顔色に比べて
酔いの醒めた眼は、左手を見ている
「 ――… 弾けっかな オレ 」
「 ―――… 真木? 」