砂場のロケット 〜キミと見る群青〜





呆然の 一言 ――――――


頭の中が、真っ白に なる




「 あ! そうだちょっと待って岡田君!

―――― これこれ、持って行って! 」




「 ……… え… 」


池上が、わざわざ車内から出て来て
俺の手にずっしりと重い
ハンカチに包まれた、何かを持たされる


「 …… なに…? 」




「 お弁当!!

屋形船で、きちんとお料理出して頂いたし
人数分には足りなかったから
クーラーボックスに入れて
出さずにいたんだけど…

食べられそうだったら、食べてあげて 」




「 ―――… 食べるよ  …ありがとう 」




「 それじゃまた!

船の上

―――― "エクレシア"の中でね! 」




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