ねぇ、、ホントに…好き?

side 留美

「うわっ目パンパン

化粧で隠せるかな」

朝起きて鏡の前で自分の顔を見たらすごく目が腫れていた

まぁあんだけ泣けば当たり前かもなんだけど

これはひどい…

「うぅー隠せないー」

「いつもよりの2倍くらい化粧を濃くしてるのにやっぱり目立つ」

「はぁぁーやっぱムリか…」

こんなんじゃみんなに心配かけるだけだけど隠せないものはしょうがない

私はしかたなくこのまま学校に行くことにした

今日はいつも一緒に登校する智樹はいない

別れたから当たり前なんだけどやっぱ寂しい

こんなこと思ってる自分はまだ智樹のことが好きなんだと思う

でもちゃんと決めたんだから

新しい人生歩むって

ぐだぐだしてちゃダメだ

もっとしっかりしないと

頑張んなくちゃ!
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