ねぇ、、ホントに…好き?

side 智樹

今俺は留美と一通りが少ない所にある空教室にいる

「…」

「なぁ」

ビクっ

俺が話した瞬間留美の体が一瞬ビクついた

そんな俺が怖いのか?

お願いだからこわがんないで?

そんなに怖がられたら

傷つくじゃん

「留美。こわがんな。何もしないから、話聞いて」

「…」

「あのな、俺、好きで浮気してたわけじゃないから」

「え?」

「うまく説明できないけど、浮気好きでしてたわけじゃない」

「よく意味がわからない…よ?」

「だからっ、浮気したのは好きでやったことじゃねーんだって!」

ビクっ

あっヤベ怖がらせた?

「あっあの、やっぱ、教室…帰るっ」

そう震えた声で言った留美はここを出ようとしてドアめがけて走っていく

そんな留美を俺は急いで引き止める

あぶねーせっかくのチャンス不意にしそうだった

「いやっはなしてっ」

それでも俺の手を必死に離そうとしてる留美

そんな留美を腕に引き寄せ抱きしめた

俺の腕の中の留美は小刻みに震えている

どうやったらこわがんないでいてくれんだよっ

浮気したおれの自業自得か…

でも俺は好きでやったわけじゃない

ただ嫉妬してほしくて…

そうだ!全部かくさずに留美にさらけ出せばもしかしたら俺の気持ち伝わるかもじゃね?

でもしっとしてほしかったとかカッコわるっ

でもいまはそんなもんかまってらんねぇ

今すぐにでもこのふるえをとめてやりてぇから

「あのな、留美俺の浮気した理由聞いてくれる?」

俺はとびっきり優しい声で言った

そしたら

「…うん」

うなずいてくれた・・・!

「じゃあよくきいててな」
< 14 / 37 >

この作品をシェア

pagetop