卵の白身と黄身を分ける器具が、私の脳みそを白身と黄身に分けた時に出来たモノ
 
今です。
物凄く今、モアイが欲しいのです。

あの肩に右足を掛けて、鼻に左手を付き体を支え、左足を耳に、右手は頭を目指して。

そう、まずは登るのです。
登るべきです。

あの頭の上に座ったら気持ちイイでしょうね。

それが例え家の中でも、いつもより高い目線になりますから。
いつもの部屋が全く違う世界に、草原や海辺に思えるのではないでしょうか。

少し言い過ぎました。
でも想像してみて下さい。

天井に頭がつかえるとか、夢の無い事は脊髄にでも追いやって。

さあ、脳内にモアイを運び込んで下さい。

そして、よじ登るのです!







モアイが欲しい



凄くモアイが欲しい



今じゃなきゃ



いらないけれど







《終わり》

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