かふぇもか
「相当な欲求不満だね」


唯は呆れながら言った。


「わたし彼氏と別れてから8ヶ月経つんだよ。そりゃ欲求不満にもなりますよ~」


季節は8月を迎えていた。


「そーいやわたしの彼氏も俺様なんだ~。いっつもヒドいことばっかり言うんだよ~」


「例えば?」


「デブとかブスとか」


「だってそれほんとのことでしょう」


「あんまりだーーー」


「でも、優しい所もあるんだよ」


「どこ?」


「料理を作ってくれる所。困ったらいつも助けてくれる所」
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