かふぇもか

抱きしめられた日

季節は9月に移り変わっていった。


まだまだ残暑が厳しく、海沿いにあるこのカフェも混み合っていた。


「アイスカフェラテ」


「はい」


「こっちにも。アイスクリーム乗せで」


「はい、少々お待ち下さい」


わたしもマスターも唯も忙しい日々を送っていた。




9月の半ばに入ると台風の季節がやってきた。


「今日も雨だね」


唯がカフェの窓から外を見上げる。


「そうだね」


雨の毎日がやってきた。


そしてそれは予想以上に長い間続いたのだった・・・。
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