かふぇもか
わたしはパジャマじゃなかったからそのままのTシャツにチノパンという格好だった。


唯は気を遣ってくれたのか、着替えは脱衣所でしたようだ。


厚手のシャツに細身のジーンズといったスタイルだった。


お互い顔を洗って朝食にする。


朝食はトーストだった。


「これ食べたらマスターのとこに行くから」


とわたしをまっすぐに見つめて言った。


鋭い目つきで少しドキッとした。


色々聞かれるんだろうか。
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