十三日間
「大木、あのさ」
自然を装って、大木みくるに話しかける。
「あ、水瀬くん。なに?」
うう、いい笑顔でこたえてくれるねぇ。
って、オヤジか!僕は。
「昨日言ってた…」
「あ、ラベンダーの? 持ってきたよ、もちろん!」
そのままカバンから取り出そうとする。
いやいやいやいや、それでは困る、困るのだよ!
それじゃぁここで終わっちゃうじゃん!
昨日の僕の苦労が報われないじゃんっ!!
「あ、つ、使い方とか判らないしさ、その話もちょっと聞きたいし、昼休み、一緒にご飯食べない?」
「え…」
あ、ヤバイ、こ、困ってるっぽい。
「あ、えと、二人でってことじゃなくってさっ」
フォロー、フォローだ僕!!
「秀悟も一緒にどうかな? 大木が一緒に昼飯食べてる日高って秀悟の彼女じゃない? たまには一緒でもどうかなあぁ…なんてさ…」
一気にまくしたてた。
休み時間が終わりに近づく。
き、緊張するよぅ、早く返事してくれえぇぇ!
自然を装って、大木みくるに話しかける。
「あ、水瀬くん。なに?」
うう、いい笑顔でこたえてくれるねぇ。
って、オヤジか!僕は。
「昨日言ってた…」
「あ、ラベンダーの? 持ってきたよ、もちろん!」
そのままカバンから取り出そうとする。
いやいやいやいや、それでは困る、困るのだよ!
それじゃぁここで終わっちゃうじゃん!
昨日の僕の苦労が報われないじゃんっ!!
「あ、つ、使い方とか判らないしさ、その話もちょっと聞きたいし、昼休み、一緒にご飯食べない?」
「え…」
あ、ヤバイ、こ、困ってるっぽい。
「あ、えと、二人でってことじゃなくってさっ」
フォロー、フォローだ僕!!
「秀悟も一緒にどうかな? 大木が一緒に昼飯食べてる日高って秀悟の彼女じゃない? たまには一緒でもどうかなあぁ…なんてさ…」
一気にまくしたてた。
休み時間が終わりに近づく。
き、緊張するよぅ、早く返事してくれえぇぇ!