シンデレラルーム 702号室
もしかしてこれは…

プロポーズが成功したお祝い?



「きゃ〜!楓クンったらキザね〜♪」


さりげなく女が喜ぶようなことをしてくれる所はさすがね。



「やっぱりマツさんにはかなわねーや…」


瞬哉は頭を掻きながらははっと渇いた笑いをもらす。


まぁ、確かに楓クンは一枚上手かもしれないけど…



「あたしには瞬哉ほど素敵なオトコはいないわよ」


そう言って頬に軽くキスをした。

瞬哉も穏やかに微笑む。



「ふぅこがそう言ってくれるならそれでいいや」




今日の素敵な記念日も

瞬哉がくれたプロポーズの言葉も

あたしは一生忘れない。


ずっと一緒にいようね!







【Happy Anniversary】 END*




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